脳血管障害のうち約75%を占めるのが、脳の血管が詰まって神経細胞が壊死する脳梗塞
ですが、脳梗塞の一種で一過性脳虚血発作というのがあるそうです。
それは、頸動脈など太い血管にできた血の塊の一部が血流で流され、細い脳の血管に詰ま
ることで発症するそうです。
舌がもつれ言葉が一時的に出なくなったり、片側の腕の力が抜けたり、視界が暗く
なったりというのが代表的な症状だそうです。血栓は自然に溶けて血流が再開す
るため、症状は数分〜十数分で消失するそうですが、依然プラークは残るため、その後再び脳
の血管が詰まり、3カ月以内に15〜20%の人が、さらにその半数が48時間以内に脳梗塞を発
症するそうです。
脳の中には快楽を感じさせる神経伝達物質のドーパミンという物質を
作り出す仕組みがあり、より強い快楽を求めるようにできています。
タバコのニコチンやアルコール・ギャンブルなどもすべて、突き詰め
ていくとこのドーパミンの分泌を増やす方向に働くことが知られてい
ます。
高齢者の生理・栄養状態は、老化の進み具合によって変わってきます。
蛋白質に関していえば、乳幼児から成長期までは蛋白質代謝の過程で、合成が分解より大きくなります。
これは身体が成長する中で多くの蛋白質を必要とするからです。成人期になると合成と分解がほぼ等しく
なり、体重も安定しています。老年期に入ると老化の過程で分解が主となり、合成はゆったりとしてきます。
蛋白質代謝の低下による症状
加齢が原因の原発性サルコペニアや栄養に関連する二次性サルコペニアは、
エネルギーとたんぱく質の摂取不足が原因であることがわかっています。
たんぱく質を摂取することで筋肉の合成が促され筋肉が発達します。その
材料となるたんぱく質がなければ筋肉は合成できないことになります。ま
た、筋肉以外にも臓器を形成する成分となるほか、生体反応の基本である
酵素機能をコントロールするペプチドホルモンや神経伝達物質にもなります。
筋肉の中には多くのミトコンドリアが存在します。心臓にミトコンドリアが
多いのは心臓の大半が筋肉で出来ているからです。筋肉量の減少は、ミトコ
ンドリアの減少→ミトコンドリアの活性低下につながりサルコペニアの原因
のエネルギー不足につながります。
サルコペニアに至るまでに、筋肉の量はどう落ちていくのかというと、筋肉
の総量は30代から落ち始め、50歳までに約10%減少し、50歳を過ぎ
80歳までにさらに30〜40%と急激に減少します。
たんぱく質は、消化の過程でアミノ酸とかペプチドという小さい単位まで分
解されてから体内に吸収されますが、筋肉に必要な材料となるアミノ酸が揃
っていなければ意味がありません。アミノ酸の投与に対する高齢者の骨格筋
タンパク質代謝の反応は、若齢者と同じであり、アミノ酸の経口摂取により
、高齢者の骨格筋タンパク質合成は若齢者と同程度に増加することがわかっ
ています。
アミノ酸スコアとは、たんぱく質の品質を評価するためのスコアで、たんぱ
く質を体内で利用するには必要な必須アミノ酸がバランスよく含まれている
必要があり、それらが全て存在する場合にはアミノ酸スコアが100となります
。そして吸収にはアミノ酸がペプタイド、ペプチドコラーゲンの状態がベス
トです。