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2007年04月26日

肥満に弱い日本人

「肥満人口2300万人」これは欧米の数字ではなく日本の数字です。

ただしこの中の半分のひとは、病気を持たない健康的な肥満の方もいます。
太っている人は、それも個性のひとつとも考えられますが、欧米並みに200キロを超えるような
肥満の人が日本では少ないのは、日本人は肥満に弱いからと言われています。

通常、肥満になるとインスリンが過剰に分泌されます。しかし、日本人はこのインスリン分泌能
力が弱く、肥満者の高血糖状態を欧米人のように20年間〜30年間も保つことができず、短期
間でインスリン分泌が疲弊し、糖尿病が発症し食事の後に糖分が尿から出てしまい、体がやせ
始めるのです。

そして、もうひとつが「倹約遺伝子」とか「肥満遺伝子」などと呼ばれている遺伝子で現在では
肥満とヤセに関係する遺伝子です。日本人は太りやすい遺伝子を持つ人が多く,やせやすく
する遺伝子を持つ人が少ないそうです。このため,肥満症に陥ってしまったときに,減量の難し
い人が多く、これらの事が日本人に超肥満が少なく痩せにくい理由だと言われています。

健康的な肥満は、個性ですが糖尿病や高脂血症,高血圧症,膝関節症などの生活習慣
病を合併
していて,これが治療を必要とする人は、もはや個性ではなく「肥満症」という
りっぱな病気です。
日本人は、基礎代謝アップが最もよい方法ではないでしょうか。

2007年04月10日

春の気

草木は「秋から冬にかけて、蓄えた栄養分を使って、いっせいに活動期になるのが春」なのだそうです。
東洋医学の五臓の中の「肝」が一番働き始めるのがこの時期。

精神的な安定状態を保つことに「肝」が関与しています。
つまり、西洋医学で言う自律神経失調(イライラ、落ち込み)

この「肝」の働きは、草木が冬の間に根にためた栄養物を使って発芽するように、冬の間に※腎に
蓄えられた※栄養物のお陰で十分に働くようになっています。

東洋医学では、血の持つ滋養作用によって、肝の気が健やかに働き、リラックスした気持ちが保
てるようになっていると言われています。

肝の気が健やかに働くためにも、
春は体を良く動かし活動的な生活をすることが精神的にも良い状態を保つことにつながるのです。

※腎: ここでは東洋医学での五臓の中の腎

※栄養物: ここでは東洋医学での「精」