肥満に弱い日本人
「肥満人口2300万人」これは欧米の数字ではなく日本の数字です。
ただしこの中の半分のひとは、病気を持たない健康的な肥満の方もいます。
太っている人は、それも個性のひとつとも考えられますが、欧米並みに200キロを超えるような
肥満の人が日本では少ないのは、日本人は肥満に弱いからと言われています。
通常、肥満になるとインスリンが過剰に分泌されます。しかし、日本人はこのインスリン分泌能
力が弱く、肥満者の高血糖状態を欧米人のように20年間〜30年間も保つことができず、短期
間でインスリン分泌が疲弊し、糖尿病が発症し食事の後に糖分が尿から出てしまい、体がやせ
始めるのです。
そして、もうひとつが「倹約遺伝子」とか「肥満遺伝子」などと呼ばれている遺伝子で現在では
肥満とヤセに関係する遺伝子です。日本人は太りやすい遺伝子を持つ人が多く,やせやすく
する遺伝子を持つ人が少ないそうです。このため,肥満症に陥ってしまったときに,減量の難し
い人が多く、これらの事が日本人に超肥満が少なく痩せにくい理由だと言われています。
健康的な肥満は、個性ですが糖尿病や高脂血症,高血圧症,膝関節症などの生活習慣
病を合併していて,これが治療を必要とする人は、もはや個性ではなく「肥満症」という
りっぱな病気です。
日本人は、基礎代謝アップが最もよい方法ではないでしょうか。