ストレス・メタボ〜肝臓病
血液というと心臓にあると考えますが、心臓は血液に関しては循環の役割をするポンプのようなもので、血液の質や体内への配分はむしろ肝臓のほうが主に受け持っています。肝臓は血液のプールになっていて、人が体を休めていると、血液は肝というプールに帰ってきます。このとき、体内から老廃物などを集めて戻ってきます。そして、脳は肝臓にとっては血液供給先で、特に精神的ストレスで脳が酷使されると、大量の血液が必要となり、肝臓の負担が大きくなります。肝臓の働きが良い人は、血液の供給力が大きいので、脳はかなりの酷使に耐えられます。しかし、肝臓の能力が小さいと、脳は疲れやすくなり、思考力が散漫になり、イライラして怒りやすく、睡眠にも影響して寝付きが悪く、眠りが浅くなるなどの症状が現れ、ストレスにも弱くなります。肝臓の病気で多いのは、ウイルス性の肝炎ですが、脂肪肝などは、飲酒や肥満、糖尿病、循環障害、など多くの原因があります。これらの中で多いのは飲酒、肥満および糖尿病です。アルコールを日本酒換算で1日3合以上を1〜3週間の期間毎日飲み続けると大部分の人が脂肪肝になります。また、肥満の人では、約20〜30%の患者に脂肪肝が見られます。コントロールの悪い糖尿病患者では約半数に脂肪肝が見られるそうです。ストレスで肝機能が低下しますが、逆に肝機能の低下がストレス耐性を低下させる原因にもなることがあります。